ちょれポケメモ

たぶんメジャーじゃないポケモンや型を考察するちょれぎのメモ置き場

③ふうせんハリーセン



ちょい悪ヤンキーくん


消えた輝石ゴルバット

毒パの輝石枠として猛威を奮っていた(?)輝石ゴルバットを皆さまご存知でしょうか。ゴルバットはB方面に特化をさせ、輝石を持たせればばミミッキュ剣舞シャドクロZを確定で耐えるほどの耐久力を持つポケモンです。


技も「どくどく」から始まり「はねやすめ」のような高速回復技、「いかりのまえば」のダメージソースや「くろいきり」による積み技の対策、「とんぼがえり」による対面操作をこなせる器用なポケモンです。


タイプも毒タイプの弱点である地面技を飛行タイプにより無効にできるため、毒統一に欠かすことはできないポケモンでした。





いねぇ…





俺たちのゴルバットはどこに行ったんだよ…洞窟探してもタンドンしかでてこないよ…。ガラルマタドガスの浮遊は型破りでおわおわりだよ…。


ということで、今回はゴルバットのように地面タイプの技を透かすことができ、さらによくばって毒タイプが効かないドリュウズを後出しから倒せる、そんなポケモンを考察すべくアマゾンの奥地へ向かいます。



型紹介


性格 いじっぱり
特性 すいすい
持ち物 ふうせん
技1 どくづき
技2 とどめばり
技3 アクアジェット
技4 アクアブレイク
種族値 努力値 実数値 個体値
HP 65 4 141 31
攻撃 95 252 161 31
防御 85 0 105 31
特攻 55 × × ×
特防 55 0 75 31
素早さ 85 252 137 31

(とどめばりはロマン技なので剣の舞にするのが無難。)



努力値振りに関して

普段、ぶっぱして数戦潜って、このパーティーにはこのポケモンが出てきやすいんだなとメタをはり、努力値調整をしているのですが、この子はそのままでも強かったので変えていません。
(追記)最近、別の型のハリーセンを思いついたのでその努力値振りは別記事にするかもしれません。



【被ダメージ】


特化ドリュウズ(互いにダイマックス時)
ダイロック(いわなだれ)
34.2%〜40.3%
ダイスチル(アイアンヘッド)
25.7%〜40.0%
ダイアース(じしん)
102.8%〜120.7%




【与ダメージ】


ドリュウズ(互いにダイマックス時)
ダイストリーム(アクアブレイク)
80.0%〜94,5%




立ち回りに関して

ダメ計を見てもらうと分かる通り、普通に戦ってもこちらは確1を取られ、こちらからの攻撃は確2です。

しかし、このハリーセンはダイストリーム+すいすいによる素早さ操作があります。
かたやぶりドリュウズ、すなかきドリュウズ、それぞれの対面を見ていきましょう。




〈対かたやぶりドリュウズ


1ターン目
かたやぶりドリュウズはダイロックを打って得られる恩恵はほぼ皆無です。毒パには十中八九ダイアースを打ってきます。そこに後出しでふうせんハリーセンを出しましょう。
マタドガスがいてもかたやぶりだから突破できる、そんな思考の裏をついて地面技をすかしていきます。

2ターン目
風船を割るために岩or鋼技を打ってきますが、余裕を持って耐えてからのダイストリームで天候を雨にします。この時点でふうせんは割れてしまいますが、関係ありません。

3ターン目
すいすいの効果で素早さを逆転し、再度ダイストリームで突破。
ダイマックスターン1ターン残っているので次ターンも高火力のダイストリームを上から打てる。




〈対すなかきドリュウズ


1ターン目
敵のダイロックを読み、ハリーセンへ交代をせず場のポケモンで受けます。

2ターン目
ダイアース読みでハリーセン交代。ふうせんで無効化。

3ターン目
ドリュウズが先手でダイロックorダイスチルでふうせん割れる。
ハリーセンは後攻ダイストリームで削り+天候を雨にします。

4ターン目
ハリーセン先手でダイストリーム、ドリュウズ突破




このように、天候を下から取れる為、敵が素早く、さらに天候によって素早さを強化されてもそれを無視して戦うことができます。

また、お互いにダイマックスが残っていない場合もアクアブレイクアクアジェットで似たような動きが出来るのがハリーセンの強みです。
似たような動きが出来るすいすいカジリガメも、振り方によってはドリュウズを一発で持っていくことができないので差別化になります。





この子はまだ未完なので技構成は練り直す必要があるかもしれません。選択肢としては剣の舞、道連れなどでしょうか。



もう少しいろいろな調整をして再投稿します。
では。